神戸市長距離記録会
2009-11-14


本日、神戸市長距離記録会の5000mに出場してきた。
競技場には高校と大学の陸上競技部の学生が集まっており、私のようなオッサン一人、居場所がなくて困った。娘の中学時代の同級生も出場していて、顔を合わせるのが恥ずかしく、アップをするのにも気を遣い、かなり緊張した。
5000m の記録会には92名がエントリーし、タイムが速い順に1組から3組まで分かれていた。各組ごとにスタート20分前に召集がかかり、申告タイムが速い順にナンバーカードが渡される。私が出場する3組目は37名のエントリーで、私のナンバーカードは37番だった。つまり、一番、遅いということ。30番以降の選手は、30番、32番、34番、35番、36番の選手が欠場していることがわかり、ますます緊張感が高まった。
スタート時刻になり、スタートラインに並ぶが、これもナンバーカードが小さい順に内側から並び、私は2列目の一番外側で、トラックからはみ出していた。どれだけ落ちこぼれるのだろう、頭の中は真っ白。
スタートの号砲が鳴る。予想通り、最後尾。それでも1mくらいの距離が開くだけで何とかついていける。1周目、何とか走れた。息も切れない、大丈夫。2周目、前を走る高校生に追いついた、その選手は抜かれまいと暫く抵抗していたが、数百mの併走後、一気に抜いた。私が抜いた後、その選手はレースを棄権してしまった。
またもや最後尾に逆戻り。3周目、息は苦しくなるがペースは落ちない。高校生を1人抜く。1000mの通過は3'30、自己ベストを更新。4周目、さらに高校生1人と社会人1人を抜く。これで後ろから4番目になった。呼吸が苦しくなってくる。5周目、少しペースが落ちる。西日がまぶしくて、身体が熱くなってくる。6周目に入って、集中力が切れる。もう駄目、楽になりたいという気持ちでスピードを落としてしまった。社会人に抜き返され、後ろから3番目になる。数十m後ろから、高校生が迫ってくる。
「詰めろ、詰めろ」「後もう少し」、高校生に対する声援がどんどん大きくなる。私への応援はいっさいなし。高校生の父親くらいの年代で一人で走っているのに、誰も応援してくれない。会場へも一人で来たので、ウェストポーチをつけて走っていた、貴重品すら預かってもらう人がいない状況で頑張っているのに、応援がない。走りながら気持ちがなえてきた。とうとう8周目くらいで高校生に抜き返され、後ろから2番目になった。それ以降、先頭集団に次々と周回遅れにされ、ひたすら耐えながら走り続けた。
最終的には、18'55"79で、完走者26人中25番目でゴールした。 5000mの自己ベストを30秒ほど更新。
しんどい思いで走ったが、19分を切れたし、最下位にはならなかったので、一応、目標は達成した。
高校生と一緒に走るなんて、人生をRewindして、やり直しているような気持ちになった。陸上の経験もない中、昨年の3月に本格的に走り始めて、この短期間で、我ながら良く高校と大学の陸上部の選手が出場する記録会に一人で参加するようになったものだと思う。非常に良い刺激を受けた。次も機会があれば挑戦したいと思う。

Time:18'55"79、順位:25/26位。

LAPタイム(秒) 
01-85  07-93  Goal-41(200m)
02-86  08-94  1000m 3'30
03-84  09-98  2000m 7'08
04-85  10-98  3000m 11'01
05-88  11-98  4000m 15'05
06-93  12-91  5000m 18'55
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